カウントダウンの時のグッズ「CHAGE&ASKA博多ラーメン」「CHAGE&ASKA梅ヶ枝餅」は、その開き直りっぷりがイケていたと思うw
てなわけで猫も杓子もミレニアームな2000年。
いよいよ「失われた10年」どころじゃない、2000年代のチャゲアスに突入します・・・
■カウントダウンライブ1999-2000@福岡ドーム
ミレニアム騒ぎに乗っかって、故郷福岡でのカウントダウンライブを開催。
当時の彼女をブッチしてひとり福岡に向かいガン切れされたのはいい思い出…遠い目
「CHAGEソロ/ASKAソロ/CHAGE&ASKA」の三部構成でそれぞれのバンドも用意しちゃう豪華なステージを展開。
前半は「feeling place」「kicks」「電光石火」とここ最近の活動をなぞるような展開。チャゲソロではマルチマックスの登場も。
そこでためてためて~のカウントダウン、からの~~「YAH YAH YAH」「SAY YES」、それ以降、お祭り騒ぎのヒットパレードを展開。
僕の斜め後ろでガン寝していたダフ屋が「YAH YAH YAH」で大盛り上がりしていたのには笑いました。
アンコールでは「ひとり咲き」「万里の河」なんていう飛び道具も投入し大演壇。
このライブ、その場ではメチャメチャ盛り上がりました。
ただ同時にどこかに「寂しさ」みたいなものも微妙にあったのを覚えてるんですが…
今思えばその寂しさの理由がはっきりわかります。
カウントダウン以降のセットリスト、演奏に…CHAGE&ASKAのこれから・未来を感じるものが皆無だったから。
ちなみに年が明けて以降のセットリストがこちら
YAH YAH YAH
SAY YES
HEART
僕はこの瞳で嘘をつく
NとLの野球帽
PRIDE
ひとり咲き
万里の河
no no darlin'
何このベスト盤w
これ不特定多数の人間が集まるフェスとかなら分かるんだけど、ここにいたのは福岡まで足を運び1000年に1度の記念日をチャゲアスと過ごそうという人間の集まりなわけですよ。
そこで「最も盛り上がるもの」としてチョイスした選曲がこれってのはちょっとなぁ、と。
曲がった言い方をすると「“群れ”に“あの日の姿”っていうエサをやった」みたいな感じというか…
マネージャー渡邊氏の言う「2000年のだいぶ前にチャゲアスに未来は無いと思っていた」というのは、こういうところに現れていたんだなという印象です。
まぁ、何だかんだ「その場」という意味ではメチャメチャいいイベントではありましたが。
とりあえず「“いい時代”を引きずった最後の花火」という意味では盛大に供養されたと思いますw。
ステージ上がエラいことになってますw
この日は日本中でカウントダウンが行われていたわけで、「江口信夫とか西川進なんて売れっ子をソロ用に使うなよ」と思っていたミュージシャンがいたに違いない・・・
■韓国ライブ
今回の騒動でも話題になった韓国ライブ。
まぁアジアツアーを始めた時点でASKAは「韓国」ってのは良く口にしてたんでファン的に特に違和感はなかったと思います。
あと当時はまだ今ほど良くも悪くも韓国に対する知識がなくて「何となく日本が戦争で酷いことをした」位の認識が一般的だったように思うんで、政治的なヒステリーも薄かったですし。
ASKA的には「日本人による初の大規模コンサート」「日本語楽曲の解禁」っていうのを自分の手でいうのが凄くあったんだと思われ。活動のテコ入れ、起爆剤も必要だったんだろうし。
ただ、完全に功を焦って周りが見えなくなってたのも事実かと。
別に舞台裏は知らんのですけどね、まずこのライブを元々ソロツアーのためにスケジュールを抑えていたASKAソロのバンドでやるんですわ。
MTVアンプラグドに続き晴れ舞台で外されるBLACKEYESの立場は?っつー話ですよ(まぁこの後チャゲアスのバックも変わるんですけど)
んでアジアツアーの時にインタビューで散々…
「日本と同じセット・音響を使って同じクオリティのステージを見せないと無意味」
と言っていたのはどこ行っちゃったのかなぁ~?
普段と違うバンド、突貫工事のリハ、ヒットパレードのセットリスト…
コウイウノYOU一番嫌イジャナカッタデシタッケ?
…と(汗)
もう完全に暴走&迷走してますわな…
ライブ自体は、この時点でチャゲアスチームより遥かに心地よくなっちゃってたであろうASKAソロチームに支えられやたらテンションが高いASKAが印象的だったりします。
んでラスト「on your mark」での涙。
当時は混じりっけなしの美談みたいに伝えられてましたけど…
この画を見て、「何ひとりで盛り上がってんの?こっちはどんだけ迷惑したと思ってんだよ!?」などとキレてるスタッフとか結構いたと思われw
あと「普段と変わらぬように自分のハモりパートを淡々と歌い見守るCHAGE」とか良いように捉えられてたけど、案外あん時のCHAGEもむしろ白けた感じで「我関せず」と自分の仕事をしてたんじゃねーかなぁ?とか邪推してみたり。
報道のようにこれで事務所が潰れたってことはないにしても、大きなダメージの割に得るものが少なかった活動だったのは事実な気がします。
ここまで壊れる僕瞳は久々かと。
ASKA気合い入ってますw
問題のon your mark
評価は各人でしてくださいw
■ASKAソロツアー「good time」
韓国のせいで新曲も満足になかったため、非常に中途半端な位置づけとなってしまったソロツアー。
とはいえこのライブ、内容はなかなか良かったかと。
kicksのようなスリルはないものの「Days of dreams」「next door」などそれまでセット落ちしていた曲が多く演奏され、非常に締まりのある素晴らしいステージを展開。
アンコールでASKA提供曲では1,2を争う名曲「cry」をセルフカバーしたのに歓喜、この曲の歌詞は本当に凄い!
ハタチやそこらの娘が「これが今回レコーディングする曲だよ」ってこの詞を渡されたら無条件に惚れてまうわw
AKBでも誰でもいいから売れてる若い女の子がカバーして日の目を見て欲しい曲ですな。
あとこのツアーDVDのボーナストラックに入っている、ライブハウスで演った公開リハーサルの映像は必見です。
ちなみに松本晃彦バンマスのASKAバンドはこれでラスト。
やっぱASKAソロは澤近バンマスより松本バンマスの方が面白い。
澤近バンマスだと知り過ぎてるのもあり「攻めたり」「壊したり」が少ないという印象。
一方で松本氏はミュージシャンとしてのトータルの能力・実績はASKAより上って側面もあるし、こう言っちゃなんだけど「ASKAの仕事が無くなっても別に痛くもかゆくもない」って立場の人だから、その辺の”対等感”みたいなものからくる思い切りはあったと思う。
あとASKAソロ、明らかに浮きまくってた是永巧一が何気にキーマンだったな。
2フロントのチャゲアスと違って、ソロシンガーの場合、ライブでは「ボーカルを食ってやろう」位の勢いで主張するギタリストってのは必須。
オジー・オズボーンにジェイク・E・リーやザック・ワイルド、CHAGEに村上啓介や西川進てな感じかと。
“回る、飛ぶ、膝をつく、長髪振り乱す”てな、“THE・時代遅れのロック親父”なギターアクションは実はASKAソロにおいて非常に重要な役割を担ってた、と…いなくなってから気が付きました…
ぶっちゃけ「ASKAよりイタい人」がステージ上にいる事で、緩和されるんですよ、ハイw
「NEVER END」収録の名曲。
このツアーでやっと陽の目を見ることにw
詞曲ともに完璧!本当に名曲だよなー
ファンにはお馴染み?ジャージのASKAw
個人的にはユル過ぎるTシャツの古川氏と気合の入った大滝裕子のコントラストがツボですw
この曲、歌詞も面白いし好きなんだよなー。
てなわけで猫も杓子もミレニアームな2000年。
いよいよ「失われた10年」どころじゃない、2000年代のチャゲアスに突入します・・・
■カウントダウンライブ1999-2000@福岡ドーム
ミレニアム騒ぎに乗っかって、故郷福岡でのカウントダウンライブを開催。
当時の彼女をブッチしてひとり福岡に向かいガン切れされたのはいい思い出…遠い目
「CHAGEソロ/ASKAソロ/CHAGE&ASKA」の三部構成でそれぞれのバンドも用意しちゃう豪華なステージを展開。
前半は「feeling place」「kicks」「電光石火」とここ最近の活動をなぞるような展開。チャゲソロではマルチマックスの登場も。
そこでためてためて~のカウントダウン、からの~~「YAH YAH YAH」「SAY YES」、それ以降、お祭り騒ぎのヒットパレードを展開。
僕の斜め後ろでガン寝していたダフ屋が「YAH YAH YAH」で大盛り上がりしていたのには笑いました。
アンコールでは「ひとり咲き」「万里の河」なんていう飛び道具も投入し大演壇。
このライブ、その場ではメチャメチャ盛り上がりました。
ただ同時にどこかに「寂しさ」みたいなものも微妙にあったのを覚えてるんですが…
今思えばその寂しさの理由がはっきりわかります。
カウントダウン以降のセットリスト、演奏に…CHAGE&ASKAのこれから・未来を感じるものが皆無だったから。
ちなみに年が明けて以降のセットリストがこちら
YAH YAH YAH
SAY YES
HEART
僕はこの瞳で嘘をつく
NとLの野球帽
PRIDE
ひとり咲き
万里の河
no no darlin'
何このベスト盤w
これ不特定多数の人間が集まるフェスとかなら分かるんだけど、ここにいたのは福岡まで足を運び1000年に1度の記念日をチャゲアスと過ごそうという人間の集まりなわけですよ。
そこで「最も盛り上がるもの」としてチョイスした選曲がこれってのはちょっとなぁ、と。
曲がった言い方をすると「“群れ”に“あの日の姿”っていうエサをやった」みたいな感じというか…
マネージャー渡邊氏の言う「2000年のだいぶ前にチャゲアスに未来は無いと思っていた」というのは、こういうところに現れていたんだなという印象です。
まぁ、何だかんだ「その場」という意味ではメチャメチャいいイベントではありましたが。
とりあえず「“いい時代”を引きずった最後の花火」という意味では盛大に供養されたと思いますw。
ステージ上がエラいことになってますw
この日は日本中でカウントダウンが行われていたわけで、「江口信夫とか西川進なんて売れっ子をソロ用に使うなよ」と思っていたミュージシャンがいたに違いない・・・
■韓国ライブ
今回の騒動でも話題になった韓国ライブ。
まぁアジアツアーを始めた時点でASKAは「韓国」ってのは良く口にしてたんでファン的に特に違和感はなかったと思います。
あと当時はまだ今ほど良くも悪くも韓国に対する知識がなくて「何となく日本が戦争で酷いことをした」位の認識が一般的だったように思うんで、政治的なヒステリーも薄かったですし。
ASKA的には「日本人による初の大規模コンサート」「日本語楽曲の解禁」っていうのを自分の手でいうのが凄くあったんだと思われ。活動のテコ入れ、起爆剤も必要だったんだろうし。
ただ、完全に功を焦って周りが見えなくなってたのも事実かと。
別に舞台裏は知らんのですけどね、まずこのライブを元々ソロツアーのためにスケジュールを抑えていたASKAソロのバンドでやるんですわ。
MTVアンプラグドに続き晴れ舞台で外されるBLACKEYESの立場は?っつー話ですよ(まぁこの後チャゲアスのバックも変わるんですけど)
んでアジアツアーの時にインタビューで散々…
「日本と同じセット・音響を使って同じクオリティのステージを見せないと無意味」
と言っていたのはどこ行っちゃったのかなぁ~?
普段と違うバンド、突貫工事のリハ、ヒットパレードのセットリスト…
コウイウノYOU一番嫌イジャナカッタデシタッケ?
…と(汗)
もう完全に暴走&迷走してますわな…
ライブ自体は、この時点でチャゲアスチームより遥かに心地よくなっちゃってたであろうASKAソロチームに支えられやたらテンションが高いASKAが印象的だったりします。
んでラスト「on your mark」での涙。
当時は混じりっけなしの美談みたいに伝えられてましたけど…
この画を見て、「何ひとりで盛り上がってんの?こっちはどんだけ迷惑したと思ってんだよ!?」などとキレてるスタッフとか結構いたと思われw
あと「普段と変わらぬように自分のハモりパートを淡々と歌い見守るCHAGE」とか良いように捉えられてたけど、案外あん時のCHAGEもむしろ白けた感じで「我関せず」と自分の仕事をしてたんじゃねーかなぁ?とか邪推してみたり。
報道のようにこれで事務所が潰れたってことはないにしても、大きなダメージの割に得るものが少なかった活動だったのは事実な気がします。
ここまで壊れる僕瞳は久々かと。
ASKA気合い入ってますw
問題のon your mark
評価は各人でしてくださいw
■ASKAソロツアー「good time」
韓国のせいで新曲も満足になかったため、非常に中途半端な位置づけとなってしまったソロツアー。
とはいえこのライブ、内容はなかなか良かったかと。
kicksのようなスリルはないものの「Days of dreams」「next door」などそれまでセット落ちしていた曲が多く演奏され、非常に締まりのある素晴らしいステージを展開。
アンコールでASKA提供曲では1,2を争う名曲「cry」をセルフカバーしたのに歓喜、この曲の歌詞は本当に凄い!
ハタチやそこらの娘が「これが今回レコーディングする曲だよ」ってこの詞を渡されたら無条件に惚れてまうわw
AKBでも誰でもいいから売れてる若い女の子がカバーして日の目を見て欲しい曲ですな。
あとこのツアーDVDのボーナストラックに入っている、ライブハウスで演った公開リハーサルの映像は必見です。
ちなみに松本晃彦バンマスのASKAバンドはこれでラスト。
やっぱASKAソロは澤近バンマスより松本バンマスの方が面白い。
澤近バンマスだと知り過ぎてるのもあり「攻めたり」「壊したり」が少ないという印象。
一方で松本氏はミュージシャンとしてのトータルの能力・実績はASKAより上って側面もあるし、こう言っちゃなんだけど「ASKAの仕事が無くなっても別に痛くもかゆくもない」って立場の人だから、その辺の”対等感”みたいなものからくる思い切りはあったと思う。
あとASKAソロ、明らかに浮きまくってた是永巧一が何気にキーマンだったな。
2フロントのチャゲアスと違って、ソロシンガーの場合、ライブでは「ボーカルを食ってやろう」位の勢いで主張するギタリストってのは必須。
オジー・オズボーンにジェイク・E・リーやザック・ワイルド、CHAGEに村上啓介や西川進てな感じかと。
“回る、飛ぶ、膝をつく、長髪振り乱す”てな、“THE・時代遅れのロック親父”なギターアクションは実はASKAソロにおいて非常に重要な役割を担ってた、と…いなくなってから気が付きました…
ぶっちゃけ「ASKAよりイタい人」がステージ上にいる事で、緩和されるんですよ、ハイw
「NEVER END」収録の名曲。
このツアーでやっと陽の目を見ることにw
詞曲ともに完璧!本当に名曲だよなー
ファンにはお馴染み?ジャージのASKAw
個人的にはユル過ぎるTシャツの古川氏と気合の入った大滝裕子のコントラストがツボですw
この曲、歌詞も面白いし好きなんだよなー。