渦中の人?(苦笑)、CHAGE率いる1/6(「ワンスラッシュシックス」というらしい)のライブを見にZeppダイバーシティートーキョーまで行ってきました。
いや、ここZEPP東京とは全然違う場所なんだね…あやうくGLAY20周年イベントに突入するとこでしたが…
てなわけでライブの感想。
いやー、音楽は結局・・・
“気持ち”
の問題ですな。
チャゲアス実質のラストライブ「Alive in live 」以降では圧倒的に最高のライブ。
客もバンドもテンションがちょっと異常。
まぁ会場中の全員がなんらかのモヤモヤを抱えているという点でいわば”同志”なわけで、期せずして一体感も出たのかと(苦笑)
ぶっちゃけ演奏とか荒いところもちょこちょこ感じたんだけど、その辺もプラスになってる感じ。
グルーヴ感あふれる極上のバンドサウンドでした。
今回は伝説のバンド?マルチマックスの曲を主体の構成だったんですけど、まーマニアックな曲が多い。
演奏する側が絶対楽しいアレンジ、楽曲。
しかもそれをポップにまとめているところが凄い!!
僕はマルチのライブを未体験なだけに、完成度が高くライブ映えする楽曲群にはビビりました。
てなわけで曲順を追ってのレポ。
オープニングはテーマSE「MOFU」から「暁の三匹」。
『あんた涙が拭きたくて あの山越えてきた』なんて歌詞を熱唱されちゃねー、みたいな(笑)
そのまま続けて啓介さんの代表曲「WORKING」、しょっぱなからテンション高い!
ボク的ツボは3曲目の「DEEP」、へヴィなギターリフがカッコいいマルチの中で1,2を争う位好きな曲。
これを生で聞けたのは良かった―。
ぶっちゃけ原曲の浅井ボーカルに比べて…と思わない部分がなくもなかったが…苦笑
久松氏、ロックシンガーのイメージなんだけど、CHAGE関係の曲はバラードの方がハマる印象なんだよなー、アップテンポの曲はちょっと線が細く感じてしまう気も。
長尺のギターソロやオルガンソロ を設けるなど「バンド」としてのサウンドにこだわっているところもGOODです。
その後も「MULTI MAXのテーマ」「Mr.Liverpool」「勇気の言葉」と前半から代表曲を連発。
それにしても本人たちそこまで意識してないんだろうけど、歌詞に「あの人」を感じてしまうところがなんとも…
リバプールとかやっぱグッとくるよな~
中盤はシットダウンセットも挟みデビュー曲「SOMEDAY」や近年の代表曲「春の雪」などしっとりとしたナンバーを中心に。
このセクションにダレを感じに乗り越えたのは、客も演者も集中してる証拠。
後半は久松史奈のデビュー曲を呼び水に、へヴィな楽曲で攻めてきます。
ポップで分かりやすい曲じゃなく、「組曲 WANDERING」「官能のEsplendida!」「愛がお前をすくい投げ」なんていう曲調的には難解でマニアックな感じの 曲で盛り上げてくるパフォーマンス力が凄い!!
攻めの選曲に感動です。
特に「官能のEsplendida!」を盛り上げの定番曲にしてるってのは実は凄いこと。
「日本人にミドルテンポはウケない」っていう定説があったするし。
本来一般ウケするような曲調じゃないはずの曲を、アッパーなシングアロング曲として根付かせてるっていうのがCHAGEというミュージシャンの懐の深さ。
あと今回、バンドのグルーヴが良い。
ちょっと前にほとんど同じメンツでのライブを見たときは、散漫な印象もあったりしたんだけど、今回はもう別モンのノリ。
まぁ各人”何が起こってるか”は知ってるわけで、気合も入るでしょうが・・・
ゴリッとした硬派なドラムに、ドライ ブするちょっとラフなベースのリズム隊がいい感じでした。
んで、そこに乗るクセの強すぎる名手ふたりのツインギターが相変わらずチョー最高。
いやー、啓介さんホントに上手いわ~。
マジでワンアンドオンリーの音色。
この手のプレイは自分が年取るにつれてその良さをより感じますね。
んで対極には爆音職人・西川進!
バンド全体がユルい時だと、この人のテンションが暴走気味に浮いて感じちゃうこともあるんだけど、今回が全部プラスに転がってグイグイとサウンドを引っ張ってましたね。
お馴染みのディレイを駆使して空間そのものを支配する爆音はもちろん、目立たないけどこの人の持ち味のひと つ「エレキのクリーントーンの音色とフレーズ」も堪能。
加えて今回は割とストレートな「泣き」のギターも極上でした。
なんかすっげー上からの言い方になるけど、西川さんギター上手くなったな~、という印象が。
クライマックスセクションを抜けてのバラード「永遠の謎」はこの日イチ名演。
これぞ“熱唱”というボーカルが素晴らしかったです。
んで本編最後、松井五郎の歌詞を受けて書かれたという新曲「equal」はちょっと卑怯だわー
サビの歌詞が『僕は君を選んだ 君は僕を選んだ』てあーたw
そらウルっときますわ、と。
この曲はアレンジや西川さんのイントロのギターも素晴らしかったですな。
アンコールは最近の定番曲「アイシテル」から、最大のキラーチューン「WINDING ROAD」で大演壇。
MCでも”例の問題”を避けずに受け止めつつ、プラス昇華してたのは、この人のキャラクターと天性の才能のなせる技。
エンターテイナー/ミュージシャン「CHAGE」の魅力が存分に発揮された最高のライブでした。
■セットリスト
MOFU V
暁の三匹
WORKING
DEEP
MULTI MAXのテーマ
Mr.Liverpool
勇気の言葉
Style
春の雪
SOME DAY
My Treasure
TOKYO MOON
LADY BLUE(久松史奈デビュー曲)
MOFU III
組曲 WANDERING
官能のEsplendida!
愛がお前をすくい投げ
All You Need Is Live
&C
永遠の謎
equal(新曲)
アンコール:
アイシテル
WINDY ROAD
いや、ここZEPP東京とは全然違う場所なんだね…あやうくGLAY20周年イベントに突入するとこでしたが…
てなわけでライブの感想。
いやー、音楽は結局・・・
“気持ち”
の問題ですな。
チャゲアス実質のラストライブ「Alive in live 」以降では圧倒的に最高のライブ。
客もバンドもテンションがちょっと異常。
まぁ会場中の全員がなんらかのモヤモヤを抱えているという点でいわば”同志”なわけで、期せずして一体感も出たのかと(苦笑)
ぶっちゃけ演奏とか荒いところもちょこちょこ感じたんだけど、その辺もプラスになってる感じ。
グルーヴ感あふれる極上のバンドサウンドでした。
今回は伝説のバンド?マルチマックスの曲を主体の構成だったんですけど、まーマニアックな曲が多い。
演奏する側が絶対楽しいアレンジ、楽曲。
しかもそれをポップにまとめているところが凄い!!
僕はマルチのライブを未体験なだけに、完成度が高くライブ映えする楽曲群にはビビりました。
てなわけで曲順を追ってのレポ。
オープニングはテーマSE「MOFU」から「暁の三匹」。
『あんた涙が拭きたくて あの山越えてきた』なんて歌詞を熱唱されちゃねー、みたいな(笑)
そのまま続けて啓介さんの代表曲「WORKING」、しょっぱなからテンション高い!
ボク的ツボは3曲目の「DEEP」、へヴィなギターリフがカッコいいマルチの中で1,2を争う位好きな曲。
これを生で聞けたのは良かった―。
ぶっちゃけ原曲の浅井ボーカルに比べて…と思わない部分がなくもなかったが…苦笑
久松氏、ロックシンガーのイメージなんだけど、CHAGE関係の曲はバラードの方がハマる印象なんだよなー、アップテンポの曲はちょっと線が細く感じてしまう気も。
長尺のギターソロやオルガンソロ を設けるなど「バンド」としてのサウンドにこだわっているところもGOODです。
その後も「MULTI MAXのテーマ」「Mr.Liverpool」「勇気の言葉」と前半から代表曲を連発。
それにしても本人たちそこまで意識してないんだろうけど、歌詞に「あの人」を感じてしまうところがなんとも…
リバプールとかやっぱグッとくるよな~
中盤はシットダウンセットも挟みデビュー曲「SOMEDAY」や近年の代表曲「春の雪」などしっとりとしたナンバーを中心に。
このセクションにダレを感じに乗り越えたのは、客も演者も集中してる証拠。
後半は久松史奈のデビュー曲を呼び水に、へヴィな楽曲で攻めてきます。
ポップで分かりやすい曲じゃなく、「組曲 WANDERING」「官能のEsplendida!」「愛がお前をすくい投げ」なんていう曲調的には難解でマニアックな感じの 曲で盛り上げてくるパフォーマンス力が凄い!!
攻めの選曲に感動です。
特に「官能のEsplendida!」を盛り上げの定番曲にしてるってのは実は凄いこと。
「日本人にミドルテンポはウケない」っていう定説があったするし。
本来一般ウケするような曲調じゃないはずの曲を、アッパーなシングアロング曲として根付かせてるっていうのがCHAGEというミュージシャンの懐の深さ。
あと今回、バンドのグルーヴが良い。
ちょっと前にほとんど同じメンツでのライブを見たときは、散漫な印象もあったりしたんだけど、今回はもう別モンのノリ。
まぁ各人”何が起こってるか”は知ってるわけで、気合も入るでしょうが・・・
ゴリッとした硬派なドラムに、ドライ ブするちょっとラフなベースのリズム隊がいい感じでした。
んで、そこに乗るクセの強すぎる名手ふたりのツインギターが相変わらずチョー最高。
いやー、啓介さんホントに上手いわ~。
マジでワンアンドオンリーの音色。
この手のプレイは自分が年取るにつれてその良さをより感じますね。
んで対極には爆音職人・西川進!
バンド全体がユルい時だと、この人のテンションが暴走気味に浮いて感じちゃうこともあるんだけど、今回が全部プラスに転がってグイグイとサウンドを引っ張ってましたね。
お馴染みのディレイを駆使して空間そのものを支配する爆音はもちろん、目立たないけどこの人の持ち味のひと つ「エレキのクリーントーンの音色とフレーズ」も堪能。
加えて今回は割とストレートな「泣き」のギターも極上でした。
なんかすっげー上からの言い方になるけど、西川さんギター上手くなったな~、という印象が。
クライマックスセクションを抜けてのバラード「永遠の謎」はこの日イチ名演。
これぞ“熱唱”というボーカルが素晴らしかったです。
んで本編最後、松井五郎の歌詞を受けて書かれたという新曲「equal」はちょっと卑怯だわー
サビの歌詞が『僕は君を選んだ 君は僕を選んだ』てあーたw
そらウルっときますわ、と。
この曲はアレンジや西川さんのイントロのギターも素晴らしかったですな。
アンコールは最近の定番曲「アイシテル」から、最大のキラーチューン「WINDING ROAD」で大演壇。
MCでも”例の問題”を避けずに受け止めつつ、プラス昇華してたのは、この人のキャラクターと天性の才能のなせる技。
エンターテイナー/ミュージシャン「CHAGE」の魅力が存分に発揮された最高のライブでした。
■セットリスト
MOFU V
暁の三匹
WORKING
DEEP
MULTI MAXのテーマ
Mr.Liverpool
勇気の言葉
Style
春の雪
SOME DAY
My Treasure
TOKYO MOON
LADY BLUE(久松史奈デビュー曲)
MOFU III
組曲 WANDERING
官能のEsplendida!
愛がお前をすくい投げ
All You Need Is Live
&C
永遠の謎
equal(新曲)
アンコール:
アイシテル
WINDY ROAD