行ってまいりました、ポール・マッカートニー。
細かいレポとか感想は追々書いていくとして、とりあえず昨日の今日での感想…
サイコ―!ただひたすらにサイコ―!
懐メロ感ゼロのロックショー。
「現役」なスーパースターの熱演を堪能しました。
んでお客さんが素晴らしかった。
前回、11年前も行ってるんだけど、その時よりも多分客席の平均が若返ってる(まぁオイラが老けてるわけだけどw)。
そして“ビートルズナンバーしか反応しない的痛いオッサン”が思いのほか少なく、そういう態度を許容しない“ポール・マッカートニーの音楽そのもの”を楽しもうという雰囲気が会場全体を包んでいたのに感動。
「Let it be」や「Hey Jude」よりも、「Band on the Run」で12弦ギターが入ってくる瞬間とかの方が歓声が大きかったんじゃないか?という会場のレベルの高さには感動したわ~。
流石にテンションが落ちる新曲もそれなりの盛り上がりをキープしてたし。
この辺はYOUTUBEとかで簡単に予習できる今の状態がプラスに働いているという印象(もちろん新譜の曲がそれなりに良いというのが一番なわけですが…)。
あとは、スタバのレーベルの第一弾アーティストになったり、ツイッターや配信を取り入れたり、ニルバーナのボーカルやってみたりと、自分の実績の上にあぐらをかかないここ10年の地道な活動が実を結んでるという印象ですね。
言葉は悪いけど止まってた期間が多いヴァンヘレンよりずっと“若い”ライブだった。
70を過ぎてやっとビートルズの呪縛から解き放たれたのかな、といった印象もあったし。
乱暴な言い方だけど、代表的なビートルズナンバーは「ファンサービス」と感じるくらいにそれ以外の曲の密度が高かった。
あと「ビートルズメンバーでの外せないお約束」から解き放たれた新曲でのバンドの演奏がまー素晴らしいこと。
10年以上固定メンバーでやってる現バンドの成熟度の高さもライブの完成度の理由のひとつ、後半にやった「Back in the USSR」あたりの演奏ではこの“外せないお約束”の殻を破って完全に“このバンドでの「Back in the USSR」”として演奏されていたのがまたカッコ良かった!!
そして「I saw her standing there」でも「Can't buy me love」でも他にもっと楽に歌えて、盛り上がる曲が腐るほどあるだろうに、オーラス前にあえて「ヘルタースケルター」を持ってくるあたりに、ポールの“漢”を感じましたね。
正直行く前は「生ポールが見られれば内容は目を瞑る」と思ってたとこがあったけどとんでもない、単純に現役の大スターによる世界最高レベルのロックショーを堪能させていただきました。
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■セットリスト
1.Eight Days a Week
2.Save Us
3.All My Loving
4.Listen to What the Man Said
5.Let Me Roll It~Foxy Lady
6.Paperback Writer
7.My Valentine
8.Nineteen Hundred and Eighty-Five
9.The Long and Winding Road
10.Maybe I'm Amazed
11.I've Just Seen a Face
12.We Can Work It Out
13.Another Day
14.And I Love Her
15.Blackbird
16.Here Today
17.New
18.Queenie Eye
19.Lady Madonna
20.All Together Now
21.Lovely Rita
22.Everybody Out There
23.Eleanor Rigby
24.Being for the Benefit of Mr. Kite!
25.Something
26.Ob-La-Di, Ob-La-Da
27.Band on the Run
28.Back in the U.S.S.R.
29.Let It Be
30.Live and Let Die
31.Hey Jude
アンコール1
1.Day Tripper
2.Hi, Hi, Hi
3.Get Back
アンコール2
1.Yesterday
2.Helter Skelter
3.Golden Slumbers / Carry That Weight / The End
細かいレポとか感想は追々書いていくとして、とりあえず昨日の今日での感想…
サイコ―!ただひたすらにサイコ―!
懐メロ感ゼロのロックショー。
「現役」なスーパースターの熱演を堪能しました。
んでお客さんが素晴らしかった。
前回、11年前も行ってるんだけど、その時よりも多分客席の平均が若返ってる(まぁオイラが老けてるわけだけどw)。
そして“ビートルズナンバーしか反応しない的痛いオッサン”が思いのほか少なく、そういう態度を許容しない“ポール・マッカートニーの音楽そのもの”を楽しもうという雰囲気が会場全体を包んでいたのに感動。
「Let it be」や「Hey Jude」よりも、「Band on the Run」で12弦ギターが入ってくる瞬間とかの方が歓声が大きかったんじゃないか?という会場のレベルの高さには感動したわ~。
流石にテンションが落ちる新曲もそれなりの盛り上がりをキープしてたし。
この辺はYOUTUBEとかで簡単に予習できる今の状態がプラスに働いているという印象(もちろん新譜の曲がそれなりに良いというのが一番なわけですが…)。
あとは、スタバのレーベルの第一弾アーティストになったり、ツイッターや配信を取り入れたり、ニルバーナのボーカルやってみたりと、自分の実績の上にあぐらをかかないここ10年の地道な活動が実を結んでるという印象ですね。
言葉は悪いけど止まってた期間が多いヴァンヘレンよりずっと“若い”ライブだった。
70を過ぎてやっとビートルズの呪縛から解き放たれたのかな、といった印象もあったし。
乱暴な言い方だけど、代表的なビートルズナンバーは「ファンサービス」と感じるくらいにそれ以外の曲の密度が高かった。
あと「ビートルズメンバーでの外せないお約束」から解き放たれた新曲でのバンドの演奏がまー素晴らしいこと。
10年以上固定メンバーでやってる現バンドの成熟度の高さもライブの完成度の理由のひとつ、後半にやった「Back in the USSR」あたりの演奏ではこの“外せないお約束”の殻を破って完全に“このバンドでの「Back in the USSR」”として演奏されていたのがまたカッコ良かった!!
そして「I saw her standing there」でも「Can't buy me love」でも他にもっと楽に歌えて、盛り上がる曲が腐るほどあるだろうに、オーラス前にあえて「ヘルタースケルター」を持ってくるあたりに、ポールの“漢”を感じましたね。
正直行く前は「生ポールが見られれば内容は目を瞑る」と思ってたとこがあったけどとんでもない、単純に現役の大スターによる世界最高レベルのロックショーを堪能させていただきました。

■セットリスト
1.Eight Days a Week
2.Save Us
3.All My Loving
4.Listen to What the Man Said
5.Let Me Roll It~Foxy Lady
6.Paperback Writer
7.My Valentine
8.Nineteen Hundred and Eighty-Five
9.The Long and Winding Road
10.Maybe I'm Amazed
11.I've Just Seen a Face
12.We Can Work It Out
13.Another Day
14.And I Love Her
15.Blackbird
16.Here Today
17.New
18.Queenie Eye
19.Lady Madonna
20.All Together Now
21.Lovely Rita
22.Everybody Out There
23.Eleanor Rigby
24.Being for the Benefit of Mr. Kite!
25.Something
26.Ob-La-Di, Ob-La-Da
27.Band on the Run
28.Back in the U.S.S.R.
29.Let It Be
30.Live and Let Die
31.Hey Jude
アンコール1
1.Day Tripper
2.Hi, Hi, Hi
3.Get Back
アンコール2
1.Yesterday
2.Helter Skelter
3.Golden Slumbers / Carry That Weight / The End