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Channel: 音楽とかギターとかテキトーに・・・
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最近テレビが・・・とつい愚痴っちゃうなぁ~

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「テレビ見ない」とか「テレビが面白くない」ってしたり顔するヤツが大っ嫌いだし、

そういうことで何となく自分のランクを上に見せようとする感じってメチャメチャ薄くてアホっぽいなーと思ってたし、今も思ってるんですが。

でも…


テレビを見なくなったし面白くなくなった


今日この頃…


まぁ主たる原因は今年のヤクルト。

負けた日はスポーツニュースを巡回、負けた日はスポーツニュースを避けるわけですが、今期はあまりにも勝たないのでスポーツニュースを避けるのもメンドくさくなりテレビを消しちゃう日が増えたという。

ロンハーとかアメトーークみたいなあるレベルのクオリティをキープしてた番組も日によってはキツくなってるからなぁ…。


この原因は何かというとやっぱ制作側の「サラリーマン臭」が見えすぎることかと。

もちろん作っている現場はサボってるわけでもなく、そういう制作系なんて連日徹夜をキツキツなのは分かるんですけど。

「ことなかれ主義」「責任の所在が不明」「上が良しといったら良し」「長い物には巻かれまくる」

といったものの上に番組が成り立ってるというのが、透けてどころか画面から全面に見えてしまっている。


だって

・日本にいる外人が“日本ってここがおもしろーいorおかしい”ってツッコむ
・マツコが世の中のマイノリティーやニュースにガヤガヤいう
・医学の裏話とか健康を扱うバラエティー


てな番組ってタイトルが違うだけで全局で“全く同じもん”やってるでしょ?
あんなもんクリエイティブの現場からしたら2番目以降いいもんが出来るわきゃない。

んで、そんな企画書もって年下のディレクターがペコペコしながらダウンタウンとかとんねるずのとこいったら、TV黄金期世代の大御所は王様と化し手を抜くのは目に見えてる。

しかも(これは想像でしかないが)さんまとか所ジョージみたいなタイプの大御所は仕事へのプライドが高く、おそらく企画が悪ければ自分が納得するまで猛烈にダメ出しをするので、そういう大御所は煙たがって逆に使わない気がする。


ゲストも「カットされたギャラの下で、自分が評価が傷つかないギリギリクオリティーでの仕事」しかしなくなるから現場の空気が悪い。


制作下請もはどんどん「予算はキツく締切は厳しく」なるから編集も雑になものが放送される


てな“手抜き工事の垂れ流し”みたいな番組があまりにも多い。


「つまらない」番組はまだいい。

「イライラする」番組が多すぎる。


これは多分上記のような原因からだろうなぁ。


一方でブレイクしてる有吉、マツコ、大久保、檀蜜あたりって、やっぱりなんだかんだ面白く見てられるんだけど、この人達って“サラリーマン感覚の常識人”という共通点があるんだよね。

実際に一般企業勤務の経験がある人も多いってのもあるんだろうけど、「はみ出さない」「逆らわない」「サボらない」「嫌われない」という前提を高いレベルでクリアした上で、ちょっとした隙間で光る個性を見せるという。

これって優秀なサラリーマンとして求められる能力。彼らに好感や安心感を持てるのってそういう部分だと思うし。

ただこれだけだと「面白い番組」が、ニコ動と変わらない“密室系”なものばっかになっちゃうという問題があり、実際にかなりその傾向がある。


面白いテレビ番組がテレビ的じゃないってのはテレビっ子的には悲しい。


やっぱりテレビってそれがバラエティであれ「大きい舞台」を感じる「種の分からないマジック」であって欲しい。

特に密室系のクリエイティブってもはや誰でも発信できるようになっちゃってるから、個人ではどーにもならない予算や規模、日数で圧倒してくれるものをテレビには求めたくなる。

なんだかんだ大晦日の紅白やダウンタウンが人気あるのって「スケール感」と「プロの綿密な仕事」を感じるからだと思うし、ロンハーのドッキリやフジの音楽祭みたいに、ジャンルはなんであれじっくりと手間暇かけたものは面白い。

惜しむらくはそれが単発なんだよ…



人はいるんだろうし、もうちょっと平均的に頑張って欲しいなー、と。

テレビっ子が楽しめるテレビを再建して欲しいと感じております。



ネットやスマホに負けるな!、頑張れテレビw





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