さて、WBCが終わってしまいましたね。
いや、なんだかんだと言いながら楽しかった。
前もちょっと触れたんですが、今大会の最大の功績は「いろんな国の野球が見てみたい」という気持ちにさせてくれたこと。
日本が絡まない試合も中継があれば見たいと思ったのは僕だけじゃないはず。
これはサッカーW杯に繋がる凄く大きいポイントだと感じました。
そして4強と言われていた「アメリカ、キューバ、日本、韓国」以外にも強いチームが沢山あると分かったこと。
元々メジャーリーガー多数のドミニカやプエルトリコはもちろん、ブラジルやオランダなどどこが勝ってもおかしくないチームが沢山出て来たし、それまでは「安パイ」と思っていたチームも、「油断のならない相手」となってきてる。
どんなに不完全でも国際大会の持つ力ってのは大きいんだな、と思いました。
そんな中で我らがジャパン。
なんつーか「選手と首脳陣」「選手間」…、モロモロの「温度差」ってのが最後まで拭えなかったのかな、という印象。
まぁ監督はツッコんじゃいけないと思うんですよ…。
山本コージが「名将」じゃないことは最初からわかってたこと。
というか落合やノムさんの発言から分かるように、そもそも彼は“監督としての手腕を買われて代表監督になったわけじゃない”わけで。
「負けに不思議の負けなし」というノムさん語録を借りれば、優勝できなかったのは必然となる。
とはいえあの場面、選手をかばったとかでなく発言通り「いけたら走ってよし」というサインを出してたとしたら…マジでどーなの、とは思うけど…苦笑。
確かに現役監督とONを除き、落合が消え、野村を断った時点で「カントク人材難」だったのは事実だと思う。
「じゃあ誰?」と聞かれるとどれもどれも…
たぶん山本じゃなかったとしても東尾か梨田あたりに落ち着くわけで、そうすっとコーチは今回と変わらないだろうからまぁ誰やっても一緒か…みたいなw
僕がヤクルトファンということもあるけど、実は若松なんて良かったと思うんだけど。
まぁ次はイチローが監督できる年齢だし、松井秀喜や宮本慎也あたりもそういう人選に入ってくるだろうからその辺は楽しみですね。
んで、選手間ってのはやっぱ巨人選手の特別感・・・というか・・・ね・・・。
まずキャプテン阿部。
確かに凄い選手だし、打者に専念すれば日本一のバッターだと思うけど、フルシーズン爆調したのって去年だけじゃない?、それを「絶対的キャプテン」として立てること自体が危険な気がしてた。
これは大会前からの僕の意見なんだけど、捕手としての能力だったら間違いなく谷繁の方が上だし「キャッチャー谷繁、DH阿部」が最強の布陣だと思う。
ただ阿部を主将に据えた時点で、谷繁召集の目は消えるという。
阿部問題に限らずのこういう「××入れるから××は入れられない」みたいな実力とは必ずとも一致しない人事が最後まで、日本チームの空気の悪さ、チグハグ感を作ってた。
それもなんか「巨人」が絡むのがまた…
ずっ~~~と言ってるんだけど坂本をショートスタメンで使うために、彼より遥かに上手い井端や鳥谷が本職じゃないポジションで出ざるを得なかったのがその最たる例。
坂本の打力を最大限に評価してもじゃぁ「DH坂本」でいいだろ、と。
「ショート坂本、井端がDHかファースト」なんてアホな話ある?
そんな中、頑張った選手はスッゲー頑張ってた。
鳥谷、井端、内川は?が残る選手起用の中で、自分たちの仕事をし、その結果と存在感で“誰がどー見たって3番まではこう”という打線を作ってくれたし。
井端はホント神がかってた、台湾戦の同点打はマジで身震いしたよ。
でも3本のタイムリー以外にも誰よりも球数を稼がせたりとか、彼本来の「仕事」として見えない部分でも凄く貢献してたと思う。
そういう意味で投手の人選が良くなかったね。
「先発>中継ぎ」という古い考えに縛られたメンバーで、ピッチャーで井端的な“仕事師”を感じる選手がいなかった(強いて言えば牧田位か)。
本来なら森福、山口には「7,8回はお前らで行くぞ」という姿勢じゃなきゃいけかったはずなんだけど、“ネームバリュー順”て感じで本来先発ピッチャーをダラダラ継投させてた感じがしてどーも雰囲気が悪かったですね。
あれじゃバシッとは抑えられんよなー、という感じ。
まぁなんというかサッカー的に言えば監督、選手共に「谷間世代」に当たったのかな、という印象。
次は中村おかわりくん、中田なんかも大打者に成長してるだろうし、マエケン世代が20代後半位になって脂が乗り切る年になる。
監督も近年辞めた選手が指導者として頭角を現してくるだろうし。
というわけで…
負けたからって絶対やめるなよ!アメリカ!
という感じで締めたいと思います。
いや、なんだかんだと言いながら楽しかった。
前もちょっと触れたんですが、今大会の最大の功績は「いろんな国の野球が見てみたい」という気持ちにさせてくれたこと。
日本が絡まない試合も中継があれば見たいと思ったのは僕だけじゃないはず。
これはサッカーW杯に繋がる凄く大きいポイントだと感じました。
そして4強と言われていた「アメリカ、キューバ、日本、韓国」以外にも強いチームが沢山あると分かったこと。
元々メジャーリーガー多数のドミニカやプエルトリコはもちろん、ブラジルやオランダなどどこが勝ってもおかしくないチームが沢山出て来たし、それまでは「安パイ」と思っていたチームも、「油断のならない相手」となってきてる。
どんなに不完全でも国際大会の持つ力ってのは大きいんだな、と思いました。
そんな中で我らがジャパン。
なんつーか「選手と首脳陣」「選手間」…、モロモロの「温度差」ってのが最後まで拭えなかったのかな、という印象。
まぁ監督はツッコんじゃいけないと思うんですよ…。
山本コージが「名将」じゃないことは最初からわかってたこと。
というか落合やノムさんの発言から分かるように、そもそも彼は“監督としての手腕を買われて代表監督になったわけじゃない”わけで。
「負けに不思議の負けなし」というノムさん語録を借りれば、優勝できなかったのは必然となる。
とはいえあの場面、選手をかばったとかでなく発言通り「いけたら走ってよし」というサインを出してたとしたら…マジでどーなの、とは思うけど…苦笑。
確かに現役監督とONを除き、落合が消え、野村を断った時点で「カントク人材難」だったのは事実だと思う。
「じゃあ誰?」と聞かれるとどれもどれも…
たぶん山本じゃなかったとしても東尾か梨田あたりに落ち着くわけで、そうすっとコーチは今回と変わらないだろうからまぁ誰やっても一緒か…みたいなw
僕がヤクルトファンということもあるけど、実は若松なんて良かったと思うんだけど。
まぁ次はイチローが監督できる年齢だし、松井秀喜や宮本慎也あたりもそういう人選に入ってくるだろうからその辺は楽しみですね。
んで、選手間ってのはやっぱ巨人選手の特別感・・・というか・・・ね・・・。
まずキャプテン阿部。
確かに凄い選手だし、打者に専念すれば日本一のバッターだと思うけど、フルシーズン爆調したのって去年だけじゃない?、それを「絶対的キャプテン」として立てること自体が危険な気がしてた。
これは大会前からの僕の意見なんだけど、捕手としての能力だったら間違いなく谷繁の方が上だし「キャッチャー谷繁、DH阿部」が最強の布陣だと思う。
ただ阿部を主将に据えた時点で、谷繁召集の目は消えるという。
阿部問題に限らずのこういう「××入れるから××は入れられない」みたいな実力とは必ずとも一致しない人事が最後まで、日本チームの空気の悪さ、チグハグ感を作ってた。
それもなんか「巨人」が絡むのがまた…
ずっ~~~と言ってるんだけど坂本をショートスタメンで使うために、彼より遥かに上手い井端や鳥谷が本職じゃないポジションで出ざるを得なかったのがその最たる例。
坂本の打力を最大限に評価してもじゃぁ「DH坂本」でいいだろ、と。
「ショート坂本、井端がDHかファースト」なんてアホな話ある?
そんな中、頑張った選手はスッゲー頑張ってた。
鳥谷、井端、内川は?が残る選手起用の中で、自分たちの仕事をし、その結果と存在感で“誰がどー見たって3番まではこう”という打線を作ってくれたし。
井端はホント神がかってた、台湾戦の同点打はマジで身震いしたよ。
でも3本のタイムリー以外にも誰よりも球数を稼がせたりとか、彼本来の「仕事」として見えない部分でも凄く貢献してたと思う。
そういう意味で投手の人選が良くなかったね。
「先発>中継ぎ」という古い考えに縛られたメンバーで、ピッチャーで井端的な“仕事師”を感じる選手がいなかった(強いて言えば牧田位か)。
本来なら森福、山口には「7,8回はお前らで行くぞ」という姿勢じゃなきゃいけかったはずなんだけど、“ネームバリュー順”て感じで本来先発ピッチャーをダラダラ継投させてた感じがしてどーも雰囲気が悪かったですね。
あれじゃバシッとは抑えられんよなー、という感じ。
まぁなんというかサッカー的に言えば監督、選手共に「谷間世代」に当たったのかな、という印象。
次は中村おかわりくん、中田なんかも大打者に成長してるだろうし、マエケン世代が20代後半位になって脂が乗り切る年になる。
監督も近年辞めた選手が指導者として頭角を現してくるだろうし。
というわけで…
負けたからって絶対やめるなよ!アメリカ!
という感じで締めたいと思います。