いくら部屋に防音してるとはいえ、深夜はヘッドフォン中心になります。
ただ僕はシミュレーター系が嫌いなので、ヘッドフォンでも極力生に近い状態で弾きたいのです。
音の違いが分かるわけでもなんでもないですが、“気分”としてシミュレーター系のライン音が好きではない、と。
こういうのは無駄なこだわりと知りつつも、気持ちの問題なんで厄介だったりするのですが…。
てなわけで少しでもこの問題を解消すべく導入した機材がこれ。
■KOCH Dummybox DB60-HOME
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いわゆる「アッティネーター」ってやつです。
昔から気になってた機材でクルーズからも出てたりするんですが、それなりの値段がするのと、機能的に帯に短し…て感じで導入をしかねていたんですが、去年末に出たこの商品がなかなかバランスの取れた仕様だったんで購入に至りました。
ポイントとしては、この価格でキャビネットシミュレーターが付いてることですかね。
それもとりあえず的なもんじゃなく、一応キャビの種類、マイクの当て方等を選択できる仕様、しかもこれ切り替えると結構音の印象が変わります。
ひと昔前にパルマ―あたりから出てたのだと、この手のシミュレーターだけで1万以上とかしてたんで、これが付いてるってのはかなりいい感じかと。
あとはDAWを意識して出力が豊富なのも魅力(とはいえミニプラグでの出力は要るかなぁ…という気がしますが…W)。
と、いうわけで接続。
これを購入した一番の理由が、せまーい部屋で完全に宇宙でのガンタンク状態(場所ふさぎ)と化していたTHDの50Wプレキシクローンを有効活用するため。
アンプとしての素姓・音は問題ないコイツのチューブを活かそう、と。
接続自体は驚くほど簡単、アッティネーターからの出力をDAW前段のプリアンプのインプットにIN。
ヘッドフォンから聞こえてくる音は…
“オオッ!、アンプの音”
と100%なったかというとそういうわけでもなく…
まぁアンプで弾いたときの快感ってのは、結局キャビネットが揺らす“空気”を感じられるからこそのものだし、いわゆる“ライン臭さ”は若干残ります。
んでおそらく綺麗でそれっぽいという点ではアンプシミュレーターの方がヘッドフォン上で「生っぽい」ものを作れる気がする。
でも…
実際に「いいアンプのチューブを通した音」がヘッドフォンから聞こえてくるという事実、これが大事。
何よりタッチに対して忠実に絡みついてくるようなレスポンスはチューブアンプならでは。
弾き手のテンションが上がる感じってのは絶対にこっち、この部分はまだまだデジタルものじゃ到底再現出来てないね。
あとコンパクトペダルのエフェクト乗りが全然違います、アンシュミに外部のアナログペダル通すとがっかりする人はこっちを試す価値があるかと。
んでDAWに録音した音にも確実に『芯』がある。
精神論的な部分じゃなくて明らかに違う、フェーダーでボリューム下げてもしっかりと聞こえる音になる。
ここはビックリしましたね、ギタリストで宅録する人はやっぱりこだわるべきポイントだと思います。
後がけでエフェクトをかける人でも、それ用の生音としてアンプを経由した音を録音しておくと結果が全然違う気がします。
一応気になった点もいくつか。
まずラインで来る音はそれなりに丸くなる印象があるんで、前段にEQの付いたプリをかますか、録り音に多少加工が必要だと思います。
ヘッドフォンでいい音を体感した場合は前者が必須ですね。
あと、これ自体にはヘッドフォンアウトが付いてないんで、ヘッドフォン用で使いたい人は別途インターフェース的なものが必要になります、まぁこの仕様の機材を買う人でなんらかのDAW機材が無い人の方が少ないと思うからこの割り切りはありだと思いますが。
その他、仕様的に「平均最大入力 60W 」となってるんで、100Wアンプをフルアップさせるような人には不安があるかと…、とはいえ、元々このアッティネッターって長時間使ったりフルアップで使うとあんまりアンプには良くないみたいですが…汗。
ちなみにこれ自体が夜中に作業してたんで、いわゆるアッティネーターとして小さな音にして出した状態はまだ試してません。
というか小さい音で弾くのはヴィクトリアで良いので、このアンプがスピーカーに繋がれることは今後しばらく無いかと・・・。
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繋げた様子、放熱も兼ねて後ろ向きにしちゃったんで、今後このアンプの前顔を見ることもあんまないだろうなぁ…苦笑。
結論として、この機材の導入は大正解かと。
なによりもこの商品、値段ですね。
この仕様、Kochというブランドで2万を切るんでかなりコスパが高いかと。
俗にいう「戦略的な価格」っていう意味では、かなりいい狙いの価格だと思います。
実際、近年のこの手のアイテムじゃかなりのヒットで、発売当初は品切れ状態だったそうです。
「憧れて大きなアンプ買っちゃったけどほとんど音も出せずに部屋の一角を占領しちゃってる」的な人には是非オススメしますね。
ただ僕はシミュレーター系が嫌いなので、ヘッドフォンでも極力生に近い状態で弾きたいのです。
音の違いが分かるわけでもなんでもないですが、“気分”としてシミュレーター系のライン音が好きではない、と。
こういうのは無駄なこだわりと知りつつも、気持ちの問題なんで厄介だったりするのですが…。
てなわけで少しでもこの問題を解消すべく導入した機材がこれ。
■KOCH Dummybox DB60-HOME

いわゆる「アッティネーター」ってやつです。
昔から気になってた機材でクルーズからも出てたりするんですが、それなりの値段がするのと、機能的に帯に短し…て感じで導入をしかねていたんですが、去年末に出たこの商品がなかなかバランスの取れた仕様だったんで購入に至りました。
ポイントとしては、この価格でキャビネットシミュレーターが付いてることですかね。
それもとりあえず的なもんじゃなく、一応キャビの種類、マイクの当て方等を選択できる仕様、しかもこれ切り替えると結構音の印象が変わります。
ひと昔前にパルマ―あたりから出てたのだと、この手のシミュレーターだけで1万以上とかしてたんで、これが付いてるってのはかなりいい感じかと。
あとはDAWを意識して出力が豊富なのも魅力(とはいえミニプラグでの出力は要るかなぁ…という気がしますが…W)。
と、いうわけで接続。
これを購入した一番の理由が、せまーい部屋で完全に宇宙でのガンタンク状態(場所ふさぎ)と化していたTHDの50Wプレキシクローンを有効活用するため。
アンプとしての素姓・音は問題ないコイツのチューブを活かそう、と。
接続自体は驚くほど簡単、アッティネーターからの出力をDAW前段のプリアンプのインプットにIN。
ヘッドフォンから聞こえてくる音は…
“オオッ!、アンプの音”
と100%なったかというとそういうわけでもなく…
まぁアンプで弾いたときの快感ってのは、結局キャビネットが揺らす“空気”を感じられるからこそのものだし、いわゆる“ライン臭さ”は若干残ります。
んでおそらく綺麗でそれっぽいという点ではアンプシミュレーターの方がヘッドフォン上で「生っぽい」ものを作れる気がする。
でも…
実際に「いいアンプのチューブを通した音」がヘッドフォンから聞こえてくるという事実、これが大事。
何よりタッチに対して忠実に絡みついてくるようなレスポンスはチューブアンプならでは。
弾き手のテンションが上がる感じってのは絶対にこっち、この部分はまだまだデジタルものじゃ到底再現出来てないね。
あとコンパクトペダルのエフェクト乗りが全然違います、アンシュミに外部のアナログペダル通すとがっかりする人はこっちを試す価値があるかと。
んでDAWに録音した音にも確実に『芯』がある。
精神論的な部分じゃなくて明らかに違う、フェーダーでボリューム下げてもしっかりと聞こえる音になる。
ここはビックリしましたね、ギタリストで宅録する人はやっぱりこだわるべきポイントだと思います。
後がけでエフェクトをかける人でも、それ用の生音としてアンプを経由した音を録音しておくと結果が全然違う気がします。
一応気になった点もいくつか。
まずラインで来る音はそれなりに丸くなる印象があるんで、前段にEQの付いたプリをかますか、録り音に多少加工が必要だと思います。
ヘッドフォンでいい音を体感した場合は前者が必須ですね。
あと、これ自体にはヘッドフォンアウトが付いてないんで、ヘッドフォン用で使いたい人は別途インターフェース的なものが必要になります、まぁこの仕様の機材を買う人でなんらかのDAW機材が無い人の方が少ないと思うからこの割り切りはありだと思いますが。
その他、仕様的に「平均最大入力 60W 」となってるんで、100Wアンプをフルアップさせるような人には不安があるかと…、とはいえ、元々このアッティネッターって長時間使ったりフルアップで使うとあんまりアンプには良くないみたいですが…汗。
ちなみにこれ自体が夜中に作業してたんで、いわゆるアッティネーターとして小さな音にして出した状態はまだ試してません。
というか小さい音で弾くのはヴィクトリアで良いので、このアンプがスピーカーに繋がれることは今後しばらく無いかと・・・。

繋げた様子、放熱も兼ねて後ろ向きにしちゃったんで、今後このアンプの前顔を見ることもあんまないだろうなぁ…苦笑。
結論として、この機材の導入は大正解かと。
なによりもこの商品、値段ですね。
この仕様、Kochというブランドで2万を切るんでかなりコスパが高いかと。
俗にいう「戦略的な価格」っていう意味では、かなりいい狙いの価格だと思います。
実際、近年のこの手のアイテムじゃかなりのヒットで、発売当初は品切れ状態だったそうです。
「憧れて大きなアンプ買っちゃったけどほとんど音も出せずに部屋の一角を占領しちゃってる」的な人には是非オススメしますね。