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Martin O-18K 1926 ~プリウォーマーチン購入雑感01:とりま楽器紹介~

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てなわけで、まずはプリウォーマーチン『Martin O-18K 1926』を写真で紹介していきましょう。

状態としては傷は多めですが、致命傷となる割れやネック折れなどのリペア歴はなく「弾くもの」としては何の問題もありません(中古購入の際「傷多めで致命傷無し」は一番コスパが高い状態だと思います)。

ブリッジとナット、サドル以外はオリジナルです。さらに「沖田ギター工房」のセットアップが入っているので、ネック周りや弦高などは完璧に調整され、マーチン系のギターとして新品と何ら変わらないレベルの弾き心地です。
「アコギはシンプルなほどかっこいい」と感じるので、この“何もない”デザイン・フォルムがたまらなく美しくカッコいいです。

O-18“K”のモデル名の通り、オールコアの楽器です。個人的に最近のコアモデルに多い派手な木目とテカテカに黒光りしているトップは苦手なので、変にトップコートなどをしないままの状態なのはありがたいです。

ボディー内部を覗くと、ブレイシングなど近年物のマーチンと全く変わらない景色が広がります。
スキャロップドXブレイシングなど、100年前の時点で現在作られているモデルとほぼ変わらぬ設計が完成されていることに驚きを隠せません。
表には何もなく裏面に刻印だけされているヘッドデザインがたまりません!!、マジでカッコ良すぎです。

ケースも渋い!!
ケースに関してはオリジナルか不明とのことでしたが、それでも傷や取手を見ると古くから使われていたのが分かります。
パリのホテルのステッカー貼られているのがたまりません。
世界を旅するツアーミュージシャンが持っていたのでしょうか…約100年の歴史を感じるだけで浪漫がありますね。
どこをどう写真に撮っても画になりますね。


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